北京オリンピックフィギュアスケート女子日本代表の坂本花織選手がみごと銅メダル獲得されましたね。
4年前の平昌オリンピックを経験していることもあり、今や日本女子代表の中でもエースと言われるだけあって、落ちいてパーフェクトな演技をされていました。
坂本花織選手のスケートは、どんなところが強みなのでしょうか?
今回銅メダルを取れた彼女の強みとは、どんなところなのでしょうか?
今季のスケートの演技構成の内容が、勝てるポイントになっていると言われているので、詳しく調べてみました。
そして、坂本花織選手の一番の長所ともいえる明るい性格がメダル獲得には欠かせなかったのではないかと思います。
そんな、坂本花織選手のあり方や発言などもご紹介していきたいと思います。
坂本花織の強みは驚きのスピードとビッグジャンプ!
その内容について、具体的にご紹介します。
坂本花織選手の演技の特徴と言えば、「スピード感」「躍動感」といった力強さについて語られることが多いです。
坂本選手のスケーティングは、他の選手に比べてとても速く、試合の緊張感の中でも、その速度が衰えないところがすごいんですね。
そのことについて、元フィギュアスケート選手でオリンピック出場経験もある、織田信成選手が説明されている動画がありました。
これによると、普通ならば、試合で上手く滑ろうとすればするほど、体が硬くなったり丁寧にしすぎて速度が落ちるものなのだそう。
それが、坂本花織選手は本番でもスピードが落ちることがなく、まるでスピードスケートの選手かのような勢いで滑っていて、カメラが追うのも大変なほどだと言います。
そのスピード感について、織田さんが実演を交えて説明されているのが、とてもわかりやすいのでご覧ください。
かなりのスピードで滑っているのがよくわかりましたね!
その勢いのあるまま、ジャンプを飛ぶので飛距離のあるビッグジャンプができるとのこと!
これは審査員にとって、かなり加点ポイントとして扱われるそうで、坂本花織選手の強みだということです。
坂本花織の演技構成が変わった!ロシアにも勝てる?
坂本花織選手の演技構成は年々変化しています。
大きな特徴は、ロシア選手が4回転や3回転半をどんどん繰り広げてくる中、そのような大技にはあえて手を出していないんです。
3回転ジャンプまででとどめる代わりに、その精度を上げていく、という構成となっているわけです。
これって逆に勇気がいることだと思いませんか?
ライバル達や後輩までもが、こぞって大技の成功を目指す中、あえてそれをはずして完成度で勝負する。
そして、GOE(出来栄え点)をきっちり取って積み重ねることで勝ちに行くのですね。
考えているなぁ!と感心させられます。
コーチや振付師など、周辺スタッフからの提案も勝負の仕方を考え抜かれていて、素晴らしいですね。
勝つために考え出されたこの演技構成を選んだことこそが、北京オリンピックに向けて努力してきた坂本花織選手の成長の証と言えそうです。
元フィギュアスケート選手で現在スポーツ科学者の町田樹さんも、この演技構成について解説されています。
一度、4回転ジャンプを飛ぶ競走から離れて、ひとつひとつの演技を丁寧に行うことでGOE(出来栄え点)を稼ぐ方法が、坂本選手の強みであることがわかりますね。
坂本花織選手が自分にとって最善の方法を見出して、2021年の成績が良くなってきたというのは本当によかったですよね。
自分の持ち味を生かした戦略で臨む北京オリンピック。
ロシアはじめとした強敵にも勝って、メダルを取ってくれることを期待できそうです!
坂本花織の性格は明るい!関西ノリで元気にメダル獲得?
坂本花織選手の性格が明るいということがよく話題になります。
坂本花織さんは兵庫県神戸市出身です。
やはり、関西人らしく明るくノリノリな楽しい人柄ですね!
北京オリンピックショートプログラムの滑走順が最終滑走の30番目に決まった時も、驚きで一度その場に座り込んでしまったそうですが、そのあとのリアクションが彼女らしいです。
開き直った様子で、笑い飛ばしたといいます。
「もう、やばーと思って。持ってんなーと思って。引き運、強すぎやろ!」
自らに突っ込みを入れ、豪快に笑い飛ばした。 引用:スポーツ報知
最終滑走は、ロシアを始め、各国の強豪選手が滑って成績が出た後に滑ることになり、素晴らしい演技が出そろった後、その雰囲気に飲まれずに、自分のスケーティングを貫く必要がありました。
実際、坂本花織選手の滑走前に、ロシアの選手が4回転の大技を成功させ、高得点が出たことで、会場はどよめきが起こっていました。
驚くことに、それを見ていた坂本花織選手は平然と拍手を送っていたのです!
なんと強いメンタルなんでしょうか!
普通なら自分の演技のことで頭がいっぱいで、好成績を出されてプレッシャーを感じてしまってもおかしくないところです。
そんな、難しい条件になった最終滑走でも、坂本花織選手のように関西人のノリで明るい気持ちでやりすごすことができたのが、よい成績を出すことにつながったのではないでしょうか。
4年に一度のオリンピックという場で、少しのことぐらいでは動じない、明るく受け流すという性格は武器になるのではないでしょうか?
明るい坂本花織選手の性格が、メダル獲得にもきっと役立ったのでしょう!
まとめ
北京オリンピックフィギュアスケート女子銅メダリストの坂本花織選手の強みについて調査しました。
ダイナミックなジャンプは見るだけでも迫力があるので素晴らしいですが、演技の採点加点にもなるので、勝ちに行くという意味でも強みとなります。
坂本花織選手が今回日本のエースとして、みごとメダル獲得となった理由も考察しました。
それは、ロシア選手が4回転や3回転半をどんどん繰り広げてくる中、大技にはあえて手を出していないことです。
3回転ジャンプまででとどめる代わりに、その精度を上げていく、という構成に仕上げています。
GOE(出来栄え点)を稼ぐという作戦ですね!
さらに、坂本花織選手の明るい性格も、緊張感のあるオリンピックという舞台では強みとなったと思います。
どんな時も前向きに明るくいられる坂本花織選手。
厳しい戦いの場で、この性格は本当に強みとなったと思います。
さらに今後の坂本花織選手の活躍に注目が集まりそうですね!
坂本花織選手のうちわは何?詳しい内容はこちら↓
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