2022年4月16日にアメリカメジャーリーグで活躍中の、エンゼルス所属大谷翔平選手が今季初の2ホームランを放ち、話題となっています。
そのホームランのアメリカ現地の実況が、日本語で「オオタニ キュンデス!」と叫びんでいましたね。
誰がこんな言葉を教えたの?どこで覚えたのか?が気になるところです。
そこで今回は、大谷翔平選手の試合の実況について調査してみたいと思います。
それではいってみましょう!
大谷翔平のアーチに実況が「キュンです」!誰が教えた?
2022年4月16日に、大谷翔平選手のホームランを見た実況の「オオタニ キュンデス!」は、日本人の実況アナウンサーが教えた言葉でした。
詳しく解説します。
まず、その「キュンデス!」が出たシーンがこちらの動画です。
38秒あたりにでてきます。
HE’S BACK 🔥@Angels | #GoHalos | #Jackie42 pic.twitter.com/J4rp2Utww4
— Bally Sports West (@BallySportWest) April 16, 2022
この「キュンです」を教えたのは、日本の実況アナウンサーである近藤祐司さんという方が、アメリカの実況アナウンサーのマット・バスガーシアンに事前に伝授していた言葉でした。
2022年4月2日に発行された、日本のスポーツ誌「Number 1048号」で、日米の野球実況アナウンサーが対談する企画があり、その中で近藤祐司アナウンサーが、実況に使える日本語を教える場面がありました。
マット・バスガーシアン、numberの対談で近藤祐司に教わった奴を早速使ったのか! https://t.co/Ts2UNCZGgA pic.twitter.com/1qcZENMu5c
— 林健🐧 (@ken39beer) April 16, 2022
近藤アナウンサーは「キュンです」を「あなたにドキドキしている」という意味と解説していますね。
近(近藤祐司):日本の若い女性がよく使う言葉で「好きになちゃった」という感じ。「大谷翔平、キュンです!」みたいな(笑)
V(バスガーシアン):翔平が本塁打を打って、スタンドにいる女性が映った時にやるのがいいかな。
近:そういう場面にピッタリですね。
引用:Number
近藤祐司アナウンサーは、この対談で、日本の若い人が使う言葉として「キュンです」や「マジか」を教えていて、マット・バスガーシアンさんも、とてもメモを取って興味深げに聞いている様子が書かれています。
マット・バスガーシアンさんは、大谷翔平選手がホームランを打ったら「キュンです」と言ってやろうと用意していたんでしょう。
実際、大谷翔平選手がホームランを打ってから、数十秒たってから「キュンです」を言っています。
この対談の会話から考えてみると、もしかして「女性」が映ってから、「キュンです」フレーズを使おうと、タイミングを待っていたのかもしれないですね!
「キュンデス」のまえに「オオタニ スゴーイ!」と言っているシーンもあります。
日本人である大谷翔平選手のプレーを讃えるために、日本語を織り交ぜる演出をしているんですね!
大谷翔平選手のホームランの実況が使った、「キュンデス!」というフレーズは、試合を盛り上げるために日本の実況アナウンサーが教えた、ということがわかりましたね。
プロの実況のアドバイス通り、とても盛り上がりましたよね。
アメリカメジャーリーグの実況が使う日本語がヤバい!
このアメリカメジャーリーグの実況を担当している、マット・バスガーシアンさんの実況には、おもしろい日本語が良く出てきて、時々話題になります。
昨年の実況で、マット・バスガーシアンさんは、大谷翔平選手が三振をとるたびに、なぜか「スワッテクダサイ」と絶叫していました。
日本人にとっては、そこで「すわってください」は不思議な言い回しですよね。
これは、アメリカでは、三振した人に「ベンチに戻って座っておけ」と言う「sit down」というよく使うフレーズがあり、それをそのまま訳したものだそう。
マット・バスガーシアンさんは、実況席に翻訳機を置いていて、おそらく英語のフレーズを日本語に変えてすぐに使っているんでしょうね。
アメリカ人が聞くと、なんだか意味がわからないけど、日本語が飛び出てきて、テンションが上がって盛り上がるんでしょうか?
日本のファンも、変な日本語と思いつつも、親しみを感じてウケているそうです。
大谷が三振をとるたびにバスガーシアンは「スワッテクダサイ」と絶叫するのだが、これは「ベンチに戻って座っておけ」という「sit down」をそのまま和訳したとみられる。バスガーシアン氏は実況席に翻訳機を常備しているそうだ。
引用:JCAST
また、2021年5月にはこんなフレーズも使われていました。
大谷翔平選手が三振をした後に、「決まった! ドコカニイッテ、ハヲミガク!」と叫んでいます。
これは、アメリカの慣用表現をGoogle翻訳でそのまま訳したもの。
英語では「Go away and brush your teeth(立ち去って歯を磨け)」というもので、日本でいうと「顔を洗ってでなおして来い」と同じような意味になります。
どちらも朝のルーティーンなので、寝ぼけていないでしっかりしろ、というヤジみたいな感じになるんでしょうか。
ちょっと日本人には、ピンとこない言い方になってしまっていますね。
でも、実況のマット・バスガーシアンさんは、日本語を取り入れようという努力をされていることは間違いないですね。
これから、どんな日本語が飛び出すのか、実況も楽しみです。
まとめ
2022年4月16日にアメリカメジャーリーグで活躍中の、エンゼルス所属大谷翔平選手が今季初の2ホームランを放ち、そのときの実況で使われた「キュンです」という日本語が話題となっています。
「オオタニ キュンデス!」は、日本人の実況アナウンサー近藤祐司さんが、アメリカの実況マット・バスガーシアンさんに教えた言葉でした。
アメリカメジャーリーグの実況を担当している、マット・バスガーシアンさんの実況には、おもしろい日本語が良く出てきて、時々話題になります。
アメリカの慣用表現をそのまま日本語翻訳機で訳して使っているので、日本人には変な表現に感じるんですね。
大谷翔平選手の日本のファンも意識して、日本語を使うよう努力してくれているようです。
これからも、アメリカの実況がどんな日本語を使うのか楽しみですね!
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