市立和歌山高校野球部はなぜ強い?強さの理由4つを紹介!

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2022年3月19日より第94回春の高校野球大会(選抜高等学校野球大会)が開催されていますね。

3月27日には、和歌山県の市立和歌山高校がベスト8にまで勝ち上がり話題となっています。

 

和歌山といえば、智辯和歌山高校が強いイメージがありますが、この市立和歌山高校もなかなかの強いチームのようですね。

公立校である市立和歌山高校がなぜ強いのか?ということが気になりますよね。

そこで今回は、「市立和歌山高校野球部はなぜ強い?強さの理由4つを紹介!」と題して調査してみたいと思います。

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市立和歌山高校の強さの理由①監督の指導力

市立和歌山高校の強さの理由の1つ目は、半田真一監督の指導力にあると思います。

詳しく見ていきましょう。

 

まず、半田真一監督の簡単なプロフィールを紹介します。

氏名:半田真一(はんだ しんいち)
生年月日:1980年4月5日
出身地:和歌山県和歌山市
経歴:和歌山市有功小学校→和歌山市有功中学校→和歌山市立和歌山商業高校(現市立和歌山高校)→愛知学院大→2004年より商業科の教諭として市立和歌山高校在籍野球部コーチ就任→2012年秋野球部監督就任

半田監督が市立和歌山高校野球部の監督に就任されて以来、同校は甲子園出場を何度か果たしています。

2014年夏、就任以来初の甲子園出場、2016年春夏、2019年、2021年、2022年は春の出場ということです。

2022年は、秋季県大会にて和歌山東高を4-2で下し、2年連続優勝を果たしています。

近畿大会でも、ベスト8に進出する成績を収めました。

 

半田監督の指導の下、2021年には小園健太投手、松川虎生捕手が活躍し、ともにドラフト1位でプロ入りを果たしたことでも話題となりました。

このように選手を指導し、市立和歌山高校を甲子園に導いてきたのは、半田監督の功績ですよね。

人間力を育てる選手指導方針!

半田監督は、野球は技術だけを磨いても勝てない、という考えから、人間力を育てることを大切にしておられます。

毎日新聞の記事によると、野球の技術と同時に、人としても挨拶や礼儀ができることをしっかりと指導されているようです。

「人間としていろいろなことに気づけるようにならないと、野球でも成長はできない」。時には厳しく、時には温かく、選手たちの成長を促す。

引用:毎日新聞 

 

また、監督は試合中も生徒たちをよく観察して、ケアされていると感じました。

あるツイートで、エラーした生徒がベンチに戻ってきた際、攻めるのではなく、励ますように頭を撫でていたそう。

生徒への愛情が伝わるエピソードですね。

「人間としていろいろなことに気づける」ということを、有言実行されていると感じます。

チームの雰囲気を大切に考えていらっしゃる監督さんですね。

常に負ける悔しさを忘れない意識づけ

元々、監督になんてなるつもりもなかったという半田監督。

監督になるよていの先生が転勤になったことをきっかけに、つなぎで就任したのがはじまりだそう。

そんな中、同じ商業高校との対戦でコールド負けした際、「おなじ商業高校に、なに負けてるんだ」と責められたのをきっかけに、「自分が市立和歌山高校の伝統を潰してはいけない」と思い、練習量を増やしたそう。

負ける悔しさを常に持ち続けるため、グラウンドのスコアボードに「3―6」の点数をつけ、練習に取り組んでいるのだとか。

勝つことを常に意識して、奮起させるということでしょうか。

 

当時生徒だった、現市立和歌山高校コーチの益田拓磨さんも、当時は走り込みばかりできつかったが、それが勝ちに結び付き、ついていくことが出来たと話されています。

当時2年生で、現在は市和歌山でコーチを務める益田拓磨さん(24)は「当時の半田監督の練習は走り込みばかりできつかった。でも、着実に上のレベルで勝たせてもらえたので、ついていけた。情熱を持って生徒と接してくれた」となつかしむ。

引用:朝日新聞デジタル

半田監督の性格はとても真面目だというこで、それが、負けるわけにはいかないという情熱へと変わったようですね。

情熱をもって生徒に接する態度が、選手の力となっていったのでしょう。

市立和歌山高校の強さの理由②エース米田天翼投手がすごい

市立和歌山高校のはなぜ強いかの二つ目の理由は、エース米田天翼(よねだつばさ)選手の投手力にあると思います。

 

米田天翼投手は、直球149㎞/hの本格派投手です。

ストレートに関しては、半田監督から、プロ入りを果たした一つ上の先輩である小園選手より威力が上だと太鼓判を押されているほどです。

 

変化球は、縦のカットボール、スライダー、ツーシーム、フォーク、カーブと様々投げることが可能です。

また、ひとつ上の先輩である小園健太選手の存在が、米田選手の成長に一役かっているようです。

変化球のうち、ツーシーム、カットボールは小園選手直伝とのこと。

また、投球フォームも小園選手に細かくアドバイスを受け、改善してきたようですね。

 

試合前のインタビューでも、小園選手を見習ってきたことを話していました。

「テンポの良さ、変化球の精度、マウンドさばき…。すべての要素がそろっている。見習ってやってきた」

引用:スポニチアネックス

優秀な選手の能力が、伝統として受け継がれて、それがチームの強さにつながっているようですね。

 

Twitter上でも、米田選手の投球を讃えるツイートがたくさん見られました。

市立和歌山高校の強さの理由のひとつは、この米田天翼投手の投手力であるといえそうです。

市立和歌山高校の強さの理由③3割バッターが5人!

市立和歌山高校はなぜ強いのか、その理由3つ目には、打撃の層の厚さがあげられます。

打率3割を超えているバッターが5人もいます!

3年 岡久魁里選手、寺田椋太郎選手、森大輔選手、大池悠太選手、松村祥吾選手です。(出典:朝日新聞3月17日、週刊ベースボール【別冊春季号】)

 

なかでも、キャプテンも務めている松村祥吾選手は注目で、初球から積極的に振り切れるバッティングが持ち味で、高い出塁率で攻撃のかなめとなっています。

市立和歌山高校の強さの理由④守備力!注目は堀畑樹選手!

市立和歌山高校はなぜ強いのか、その理由の4つ目としてあげられるのは、セカンド堀畑樹選手の守備力に象徴されるように、全体に守備が整っているということがあげられます。

 

堀畑樹選手は身長157cm、体重57㎏と小柄ながらも、攻守ともに活躍し、試合前からも注目の選手でした。

実際、3月23日の試合でも、随所で好守備を見せ、売っては花巻東高校を揺さぶる好打撃を見せています。

小柄ながらも、起用にボールをさばき、適時打を打てる高い能力を持っていますね。

すでに、ファンも付いてきているようで、注目の選手です。

まとめ

2022年3月19日より開催されている、第94回春の高校野球大会(選抜高等学校野球大会)に出場している市立和歌山高校がなぜ強いのか、について調査しました。

 

その理由をまとめると4つありました。

半田真一監督の指導力
エース米田天翼投手の投手力
打率3割を超えているバッターが5人もいる
守備がいい。注目は堀畑樹選手!

 

1回戦では特に、米田投手、堀畑選手の活躍が目立ち、Twitter上でも話題となっていましたね。

2回戦でも、米田選手の緩急入り混じった投球で、相手に的を絞らせませんでした。

攻守ともにさらに実力を発揮してくれることを楽しみにしたいと思います!

 

市立和歌山高校出身の高卒ルーキー捕手、松川虎生選手についてはこちら♪

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